何となく

人の冷たさにブロークンハート。
別に何をされたでもない筈だが、自分と相手の沸点の違いに時々切ない思いをする。
昔はこれがもっと酷かった。逃げ方を覚えたのか許し方を覚えたのか。だからたまに起こると結構ダメージ大。
多数の人間を相手にする者にとっては呆れるくらい同じような現象をあしらってきたのだろうが、こちらにしてみれば初めてな訳で。イラつく気持ちは解るが自分が同じ立場だったらもう少しゲージが低いだろうなと思うと、相手の怒りが若干理不尽なものにも感じる。どうしてそのくらいの事でそんな言い方するんだと、首を傾げた。
周囲のある種の人間は、何時だってこちらが間違っていると前提して話をしてくる。それがどういう事なのか、きっと気付いていないのだろう。どういう風に見えるのかも。水槽の中で泳いでいるだけだ。大人って、きっとそうなんだろう。

打たれた雨も冷たかった。
たまには真面目に愚痴る事もあるさ。